「歩いて基地の大きさを実感して」 沖縄の日本復帰日にちなむ「5・15平和行進」スタート 普天間飛行場の周囲へ
沖縄が日本復帰した1972年の5月15日にちなんだ「5・15平和行進」が18日午前、始まった。県内外から1851人(主催者発表)が、沖縄県の 宜野湾市役所から同市立グラウンドに向けて出発した。米軍普天間飛行場の周囲を南と北に分かれて行進する。 出発式であいさつした沖縄平和運動センターの木本邦広共同代表は「実際に歩くことで基地の大きさを実感してほしい」と訴えた。 【動画】宜野湾市立グラウンドに向け歩き出す平和行進の参加者。普天間飛行場の周囲を通る 東京都から訪れた男性(56)は「これまでに10回以上参加している。5・15を知らない人も増えてきており、沖縄の基地負担を東京に持ち帰り伝えていきたい」と話した。 正午から同グラウンドで県民大会を開く。(政経部・國吉匠)