「茶番でしかない」岸田首相、安倍元首相の3回忌に「志のバトン」追悼するも冷めた声「次にバトン渡して!」
2024年6月30日、都内で安倍晋三元総理の三回忌法要が営まれ、昭恵夫人など親族のほか、岸田文雄総理や菅義偉前総理、森喜朗元総理などが参列し、故人をしのんだ。 【写真あり】岸田首相の「志のバトン」投稿 参列後、岸田総理はXにこんなコメントを寄せた。 《故・安倍元総理の三回忌にあたり直会でご挨拶申し上げました。未だにあの日に起こったことが信じられません。安倍さんと笑い合い議論し、指導を受けた数多くの場面が今も頻繁に脳裏によみがえります。私たちは安倍さんから引き継いだ「志のバトン」をしっかりと次の世代に引き継いで参ります。》 このコメントに、Xでは数多くの疑問の声が寄せられている。 《志のバトン? 引き継いでいたらこんな日本にはなっていないはずだ。》 《ろくなバトンじゃなさそう》 《口では何とでも言える。嘘がとおるのも口だけ。ホンマにやる人間は口より体が先に動く。何を言っても行動と結果が見えるまでは茶番でしかない》 などと、岸田首相の「志のバトン」と言葉を冷ややかに見る声が相次いだ。 首相就任から6月29日で1000日を迎えた岸田首相。だが支持率低下に歯止めがかからず、日本経済新聞とテレビ東京が6月28~30日に実施した最新の世論調査では、内閣支持率は25%と、2021年10月の内閣発足後の最低記録に並んだ。 23日に公表された毎日新聞の調査では、17%となっている。こうした状況に、党内からは首相交代を求める声が公然と出ている。 「6月23日には菅義偉前総理が文藝春秋のオンライン番組に出演し、『総理自身が派閥の問題を抱えているのに、責任を取っていない。いつとるのか。いつ言及するのか。その責任に触れずに今日まできている』と発言しました。 さらに、『新たなリーダーが出てくるべきか?』と問われると、『そう思う。党の刷新の考え方などを理解してもらえる最高の機会だ』と応じました。永田町では、これが『岸田おろし』の “号砲” とされています」(政治記者) だが、そんな逆境とは裏腹に、総理本人にへこたれる様子はみじんもない。“キングメーカー” の麻生太郎副総裁と2週続けて会食するなど秋の総裁選出馬への意欲は衰えてないようだ。 「岸田さんの “鈍感力” にはある意味、感心するしかありません」(政治アナリスト・伊藤惇夫氏) Xでは《次にバトンを渡しましょう》と、退陣を求める声も上がる。こうした国民の声も、岸田首相には届かないようだ──。
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