木下康介のホーム初ゴールで柏が浦和を撃破。満員の日立台でホーム初勝利を飾る | 4月12日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】12日、明治安田J1リーグ第7節の1試合が行われた。
金曜日の夜、三協フロンテア柏スタジアムで柏レイソルと浦和レッズが激突した。 前半は一進一退の攻防が続く。お互いにボールを握り、動かしながら攻撃を組み立てようとするが、なかなか思うように狙いの形を作れないまま時計の針が進んでいった。その中でペースを握ったのは、ホームの柏であったが、前線からの守備で相手のミスを誘いよい形でボールを奪ってもフィニッシュに持ち込むまでの過程でミスが目立ち、決定機を作ることはできなかった。 スコアレスではじまった後半も、柏が押し込む展開でゲームは推移。54分から55分にかけて、サイドを幅広く使った攻撃から、左SBのジエゴとトップ下のマテウス・サヴィオが連続してゴール前で決定的なヘディングシュートを放つも、前者は浦和のGK西川周作のファインセーブにあい、後者は頭で芯を捉えきれず、先制点とはならなかった。 それでも後半の柏は攻撃のリズムとテンポを上げ、よりゴールに迫っていく。そして、58分には前節もゴールを決めている木下康介を投入し、前線に厚みをもたらした。すると、72分に待望のゴールが生まれる。右サイドに流れたマテウス・サヴィオの折り返しに木下が右足で合わせゴール。難しいバウンドのボールをうまくダイレクトで蹴り込み、真っ黄色に染まるゴール裏に飛び込んでいった。 先制に成功したあとは、浦和の反撃を受ける時間も増えていったが、全員の高い集中力が切れることはなく、チーム全体で堅い守備を披露。途中からピッチに立った大卒ルーキーの熊坂光希や新加入の島村拓弥らもうまくゲームに溶け込み、リードを保った。 そのまま3分のアディショナルタイムも守り切った柏が、5試合ぶりの勝点3を獲得。今季ホーム初勝利となり、大勢のファン・サポーターと勝利を喜び合った。 ■4月12日開催 結果 ・J1第8節: 柏 1-0 浦和