馳石川県知事「半島地域の支援強化を」全国知事会議で“半島防災”という新たな視点加えた対策を国に要望
石川テレビ
25日開かれた全国知事会議で馳知事は、震災や豪雨災害をふまえ「半島防災」という新たな視点を加えて防災対策を行うよう国に求めました。 都内で開かれた全国知事会議で馳知事は、震災や豪雨災害について三方が海に囲まれ、平地の少ない「半島」という特殊な地理で発生したと説明。海岸線や幹線道路が寸断されたことで孤立集落が多く発生し、物資の輸送が滞ったとしました。また、過疎・高齢化が進む地域のため、2次避難や高齢者の生活再建など半島ならではの様々な課題が浮き彫りになったと話しました。 馳知事: 社会基盤、生活環境の整備、保険医療・福祉施策の推進、産業振興や地域づくりなど、半島地域の支援を強化するよう引き続き国に強く申し上げたいと思います このほか会議では、いわゆる「年収103万円の壁」の引き上げによって地方自治体の税収が大幅に減ることがないよう、財源についてしっかりと検討するよう国に求めたいという意見で一致しました。
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