地域の魅力を発信する狙いです。岡山市の両備グループは１月１７日、地域の町並みや歴史にまつわる装飾をあしらった企画バスをお披露目しました。 鬼の角が生えた「岡山鬼伝説伝えバス」に、白壁の街並みが表現された「倉敷白壁伝えバス」、そして、車内の至る所に忍者が描かれた「福山歴史伝えバス」。岡山市の両備グループが企画した「ＧＯ！当地伝えバス」です。 （長尾龍希アナウンサー） 「岡山市内を走る「岡山鬼伝説伝えバス」の中身を見ていきましょう。華やかな飾りつけがたくさんありますね。床には鬼の足跡がズラッと並んでいます。そして降車ボタンを押すと特別な音声が聞けるんです」 「うちゅう～いち～、福は～うち～」 両備グループによりますと、２０２３年度の路線バス利用者数はコロナ禍前の８５％から９０％ほどになる見込みで、今回の企画は利用の底上げにつなげる狙いもあります。 （両備ＨＤ　バス・鉄軌道ユニット　大上真司ユニット長） 「バスを利用してもらうだけではなく、バスの利用を通じて地元のことを知って、地元への誇り、地元への愛着が増えたらうれしい」 「ＧＯ！当地伝えバス」は１月１８日から２月下旬まで運行されます。