小島よしおが「なんで周りに合わせる必要があるの?」とつらくなる中1女子に伝えたい、自分を変えずに生きやすくなる方法
「小さいころから周りと物がかぶったり、意見を合わせたりすることが苦手。なんで周りに合わせる必要があるの?」と悩むのは中学1年生の女子。数多くの子ども向けライブを開催し、昨年9月に子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さんは「自分を変えずに受け止め方や考え方を変えてみない?」と提案します。その方法とは。 【写真】大勢の後輩芸人たちとネタをする小島さんの姿はこちら 【相談61】 私は小さいころから周りと物がかぶったり、意見を合わせたりすることが苦手でした。学校では周りに合わせるのが当たり前で、浮いている子はハブられる。私はそんな環境が嫌で学校に行くのが億劫でした。学校に行くことを避けていたら陰口を言われいじめを受けるようになりました。何度も死のうと思ったし、過度なストレスによる食欲不振などもありました。これがあってから私はいつも「なんで周りに合わせる必要があるのか」不思議でした。合わせなければ仲間外れにされたり、理由もなく陰口を言われたり、目をつけられたり。つらいです。なんで周りに合わせる必要があるんですか?(るるちゃ・中学1年生・女子) 【よしおの答え】 るるちゃピーヤは、周りと合わせるのが苦手なんだね。これって実は、芸人あるある! 周りに合わせることが苦手とか、クラスで浮いちゃって居場所がないとか。そういうことがコンプレックスになって芸人になったとか、たどり着いたのが芸人だった、みたいな人が多い気がするんだ。だからってわけじゃないけど、「意見を合わせることが苦手」って思っているのは、るるちゃだけじゃないから、安心してほしいというか、仲間はいるからね。逆に、「自分の意思があまりなくて、周りに合わせちゃう」っていう悩みを抱えている子もけっこういるんじゃないかな、って思ったよ。 「なんで周りに合わせる必要があるんですか?」という質問はいったん置いておいて、よしおはまず、どうしてこういう悩みが生まれるのか考えて、調べてみたから聞いてくれる?