スズキ、インドでコンパクトセダンの新型「ディザイア」発売
スズキは11月11日、インド子会社マルチ・スズキ・インディアがコンパクトセダンの新型「ディザイア」を11月11日からインド国内で発売したと発表した。 新型ディザイアは、インド国内での販売開始に続いて、インド周辺国、中近東、アフリカ、中南米、アセアン市場への輸出も行なうとしている。 ディザイアは、2008年3月に販売を開始して以来、これまでにインド国内で累計270万台以上(2024年9月末までのインド国内販売台数)の販売を記録している主力モデルの1つ。インドのユーザーの立場にたって、常に期待を超える価値を提供してきたという。 新型ディザイアは「Progressive Stylish Compact Sedan(先進的でスタイリッシュなコンパクトセダン)」を商品コンセプトに、歴代ディザイアの強みであるセダンらしいフォーマルなデザインと高い経済性にさらなる磨きをかけ、伝統的なデザインを求める従来のセダンユーザーだけでなく、先進技術やスタイリングに関心が高い、若いエントリーユーザーにも選ばれるような商品として開発された。 ボディサイズは3995×1735×1525mm(全長×全幅×全高)、エンジンは環境性能に優れた1.2リッターガソリンエンジンの新型「Z12E」を採用。トランスミッションは5速MTと5速AGSを搭載している。 エクステリアデザインは、セダンらしい伸びやかで美しく流れるようなシルエットと、先進的な印象を与える精密なディティールのヘッドライトを調和させ、コンパクトながらクラスを超えた車格に見えるよう一新。全グレードに6エアバッグ、ESP(車両走行安定補助システム)、ヒルホールドコントロールなどを標準装備し、経済性と安全性能を進化させた。
Car Watch,編集部:北村友里恵