金田一耕助などのコスプレーヤーが一堂に…横溝正史「本陣殺人事件」ゆかりの地巡る【岡山・倉敷市】
岡山放送
ミステリー作家、横溝正史が倉敷市真備地区に疎開中、この地域を舞台に書いた「本陣殺人事件」。主人公、金田一耕助などに扮した人が全国から集まり、物語のゆかりの地を訪ねるイベントが倉敷市で行われました。 (三竿雅義記者) 「こちらには金田一耕助始め、横溝正史作品に登場するキャラクターに扮した人がたくさん集まっています。せっかくなので私も金田一耕助に扮してみました」 物語では総社市の清音駅をモチーフにした駅へ。11月27日に金田一耕助が降り立ったとしていて、イベントは毎年この時期に行われ、25日は県内外から熱心な横溝ファン150人が集まりました。 (参加した人は…) 「横溝正史の金田一耕助が好き。去年から来たかったがようやく来られた」 「横溝正史作品好きな人が集まり、作品のことが話し合えたり、(身につけている)衣装であのキャラクターか!など見るのが楽しい」 一行は、約8キロ先の真備ふるさと歴史館を目指して歩き、途中、物語に出てくる場所では…。 (3本指の男が道を尋ねるシーンの再現) 「久代に行くにはどう行ったら?いいんですかねぇ?」 「久代いうたら総社の久代?」 参加者は主催者の解説を聞きながら、小説の世界観を楽しんで歩いていました。
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