【知床沖観光船沈没事故 水中カメラが捉えた】道警が事故発生から10日後の「KAZU1」“船内の映像”を公開 シート壊れるほどの大きな衝撃…20人が死亡 いまも6人の行方わからず
UHB 北海道文化放送
北海道知床沖で2022年、観光船が沈没した事故で発生から10日後の船内を捉えた映像が公開されました。 水深110メートルを超え水温わずか2℃の海底に沈んだ観光船「KAZU1」。事故発生から10日後、行方不明者の捜索のため投入された道警の水中カメラが船内の様子を捉えました。
シートが壊れるなど事故の衝撃の大きさをうかがわせます。 「KAZU1」は2022年4月、知床沖で沈没し乗客・乗員20人が死亡、6人の行方が今も分かっていません。
映像に映っていた黒いリュックサックは、後に行方不明となった男性の所持品だったことが分かり、家族のもとに戻されました。 道警は今後希望する乗客・乗員の家族へ船内の映像の提供を続けていくとしています。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- 【知床観光船沈没事故に動き】捜索ボランティアが事故現場近くで“デジタルカメラ”発見 発見場所は船長の遺体が見つかった近く 北海道
- 【知床観光船沈没事故】「ご家族はいまだに怒りに打ち震えております」乗客の家族ら29人が社長と運航会社を提訴 約15億円の損害賠償求め
- <知床沖観光船沈没事故>被害者家族ら29人が提訴で会見 「桂田からは直接謝罪受けていない」 ”辛い胸の内と怒りの声” 知床遊覧船と桂田社長に総額約15億円の損害賠償 北海道
- <知床沖観光船沈没事故> 家族らが「知床遊覧船」と桂田精一社長に総額約15億円の損害賠償を求め提訴 札幌地裁
- 【初公判】乗用車に火を燃え移らせ女性2人焼死 “自殺ほう助の罪”26歳の女が起訴内容認める…一方で「練炭が燃え移ったかは分からない」 検察はドアを開けた際に車内に酸素流入で燃焼か 北海道