3試合欠場中のレアルFWビニシウス「欧州CLには出場できるだろう」とアンチェロッティ監督
スペイン1部レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(65)がブラジル代表FWビニシウス(24)について「明日は間に合わないが欧州チャンピオンズリーグ(CL)には出場できるだろう」と復帰時期について言及した。 【写真】ビニシウスとローランドの2ショット Rマドリードは7日にアウェーで行われるスペインリーグ第16節でジローナと対戦する。この試合前日、アンチェロッティ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。 アンチェロッティ監督はその際、先月24日のレガネス戦で左足大腿(だいたい)二頭筋を負傷した後、公式戦3試合連続で欠場しているビニシウスについて「よく回復している。明日は間に合わないが欧州チャンピオンズリーグには出場できるだろう」と10日のアタランタ戦で戦列復帰する可能性を示唆した。 続いて昨年12月の左足前十字靱帯(じんたい)断裂後、丸1年リハビリを続けているDFアラバについて、「あと1カ月必要だ。1月に戻るだろう」と戦列復帰が間近に迫っていることを明かした。 またアンチェロッティ監督はPKを2回連続で失敗しているエムバペが今、どんな状態かを質問されると、「試合後の彼の投稿(※自身のインスタグラムで前節ビルバオ戦の敗戦直後に全責任は自分にあるとつづっていた)は、自分ができること、そして自分が今後何をすべきかを理解しており、自分の状態を自覚している。我々はキリアンとともにいる。彼は今ベストの状態ではない。自分のベストの状態を引き出せず、それに気づいていない選手がたくさんいるが、彼はそのことを自覚している。そしてできるだけ早くベストパフォーマンスを発揮できるように最大限の努力をしているよ」と説明した。 (高橋智行通信員)