【阪神】坂本誠志郎が国内FA権行使せず残留発表 行使なら争奪戦の可能性も阪神でプレー決断
阪神は13日、坂本誠志郎捕手(31)が今季取得した国内FA権を行使せず残留すると正式発表した。 【一覧】セ・リーグFA有資格選手の動向 坂本にとって来季は節目のプロ10年目。もし権利を行使すれば複数球団による争奪戦となる可能性もあったが、坂本はタテジマのユニホームを着ることを選んだ。 昨季は扇の要として18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に貢献。今季も梅野と併用される形で、投手陣を引っ張った。明大から15年ドラフト2位で入団し、名実ともに人気選手。アマチュア時代から主将を務めるリーダーシップも健在で、阪神でも人望を集める。 藤川球児監督(44)が率いる新体制で、王座奪還を目指す来季。指揮官も現役時代ともにプレーした坂本の残留は、球団にとっても朗報となった。 ◆坂本誠志郎(さかもと・せいしろう)1993年(平5)11月10日生まれ、兵庫県出身。履正社では2年夏と3年春に甲子園出場。明大から15年ドラフト2位で阪神入り。履正社、明大、大学日本代表と主将を務めた。23年にはゴールデングラブ賞を受賞し、阪神日本一の立役者に。176センチ、80キロ。右投げ右打ち。