「残酷なものになる」レアルのブラジル代表FWがエムバペとの新シーズンの展望を語る「常に非常に複雑なこと…」
レアル・マドリードは、今夏に兼ねてから噂のあったフランス代表FWキリアン・エムバペの加入を発表していた。同クラブに所属し、昨季はチームのエースとして大活躍したブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、期待されるエムバペとの共演の展望について語っている。英メディア『90MIN』が現地時間7日に報じていた。 昨季パリ・サンジェルマンに所属していたエムバペは、リーグ戦29試合に出場して27ゴール7アシストを記録。今夏開催されたユーロでは鼻骨骨折の影響で1得点に終わったものの、それでも5試合に出場してチームのベスト4進出に大きく貢献していた。 そんな世界でもトップクラスの選手の加入について、チームのエースでもあるヴィニシウスは、「キリアン・エムバペとのコンビは(相手チームにとっては)残酷なものになるだろう」と前置きし、来季の展望を次のように語っている。 「誰もが今シーズン、我々が素晴らしい成績を残せるよう期待している。我々はエムバペの面倒を見なければならないし、できるだけ早く適応できるよう全力を尽くしている。なぜなら、他のクラブに移籍するのは常に非常に複雑なことだからだ。しかし、昨シーズン加入して活躍したジュード・ベリンガムとは既に同じことをやったので、キリアンとはもっと多くの時間を過ごせると期待している。エンドリッキも今年加入する。彼はとても若いが、必要な時にはチームを助けるという覚悟をすでに持っている」 また自身についても、「昨シーズンよりも多くのタイトルを獲得し、より多くのゴールを決め、より多くのアシストを記録し、進化し続けたい。ここに来てからすでに6年が経ったが、私はまだ24歳だ」と述べた上で、「私たちにとって最初の試合は決勝戦(14日にUEFAスーパーカップでアタランタと対戦予定)なので、戻って集中する時だ。今シーズンが最高のシーズンになるように、選手たちは準備して待っている」と、新シーズンの展望を語っていた。
フットボールチャンネル編集部