サボテンには花が咲くって知っていた?プロが教える、花サボテンの種類と特徴
「初心者向けの観葉植物を育てるのはお手のもの。だから、今度はもう少し手間がかかる植物を育ててみたい」。そんな人におすすめなのが、花を咲かせるサボテン。 「味のある植物です。品種も豊富なんですよ」と『Designing with Succulents』の著者、デボラ・リー・ボールドウィンはいいます。 「花は明るいネオンカラー。そのかわいらしい容貌と、サボテン全体のシンメントリーで彫刻的なフォルムとのコントラストに惹きつけられます」 【写真集】上手に育てて花を咲かせよう!おすすめサボテンの種類と特徴 花を咲かせるサボテンは非常にゆっくり育つので、集合住宅などコンパクトな空間とも相性抜群。 ご想像のとおり、サボテンは明るい光を好み、温かな気候のなかパティオやデッキで太陽光を浴びると元気に育ちます。 寒くなったら、ユニークな観葉植物として室内で愛でてください。その場合は直接光が当たるように配置すること。それが難しい場合はLEDグローライトを用意してご機嫌をとりましょう。 「太陽と共に生きる植物なので、手に入れられるだけの光を浴びたがります」とボールドウィンはいいます。 最後に、サボテンに水のやりすぎは禁物です。ボールディンによると、水を与えすぎるとどんな多肉植物も枯れてしまうとのこと。 鉢に排水用の穴があることを確認し、土が完全に乾いているときにだけ水をやってください。 それでは、ここからは、おすすめの花が咲くサボテンをご紹介。サボテンの花のガイドブックとしてぜひ活用してみてください。
玉翁(タマオキナ)
名前の響きはいまいちですが、魅力的なサボテンです。この群生サボテンは目を奪うようなトゲとテクスチャー、それからうっすらと表面を覆う白い毛が印象的。 小さなホットピンクの花々は上部に輪を描くように咲きます。
ビャクダン
その形から「ピーナッツ・カクタス」とも呼ばれる群生サボテン。茎は30㎝まで伸びることも。目の覚めるようなオレンジレッドの花を咲かせます。