北陸新幹線と北陸道はいずれも復旧 のと里山空港は全便欠航続く… 3日の石川県内の交通情報
石川県で最大震度7を観測した地震による、3日の石川県内の交通情報です。 【鉄道】 JR西日本金沢支社によりますと、地震の影響で運転を見合わせていた北陸新幹線と北陸線は、いずれも2日に運転を再開し、3日は通常通り運転されています。また運転を見合わせているJR七尾線は、午前8時半ごろから金沢駅とかほく市の高松駅との間で通常より本数を減らして運転が再開されます。一方、高松駅と七尾市の和倉温泉駅の間については、運転再開のメドが立っていません。 IRいしかわ鉄道は、金沢駅と津幡駅の間で運転が再開されましたが、津幡駅から富山方面へは運転を見合わせています。 北陸鉄道は、金沢市の野町駅と白山市の鶴来駅を結ぶ石川線が通常通り運転されます。一方、北鉄金沢駅と内灘駅を結ぶ浅野川線は、線路設備の点検に時間を要するとして3日の運休を決めています。 【道路】 北陸自動車道は、通行止めの区間がなくなり、全線で通行できるようになりました。 能越自動車道は、富山県の高岡インターと七尾インターの間、穴水インターと輪島市ののと三井インターの間が通行止めとなっています。 のと里山海道は、羽咋市の柳田インターから穴水インターの間で通行止めとなっています。 能登島大橋は片側交互通行での通行が可能です。ツインブリッジのとは引き続き通行止めとなっています。 金沢市から珠洲市方面へは、のと里山海道・柳田インターから国道249号などで七尾市~穴水町を経て、能登半島の内陸部を通る県道303号・26号・57号の通称「珠洲道路」で向かうことができるとしています。 【航空】 のと里山空港は、滑走路にひび割れが見つかり、4日まで滑走路が閉鎖されていているため、3日も全便が欠航します。 小松空港は、3日午前7時時点で欠航が決まっている便はありませんが、航空各社は2日夜に発生した羽田空港の滑走路閉鎖による影響で急遽、遅れや欠航となる可能性があるとしています。
北陸放送