なぜアーセナルはスビメンディ獲得へ動く?現地記者が分析「相当な時間をかけて準備し…」
アーセナルのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ獲得について、『The Athletic』の記者が分析した。 プレミアリーグ 2024-2025冬の移籍情報 全20クラブの補強・退団選手まとめ 今季もプレミアリーグ20試合で勝ち点40を稼ぎ、首位リヴァプールと7ポイント差と優勝争いを繰り広げるアーセナル。しかし、今季限りでジョルジーニョとトーマス・パーティ、2人のベテラン選手との契約が満了に。中盤の選手層が不安視されていた。 そんな中で『The Athletic』は、アーセナルがスビメンディ獲得に向けてレアル・ソシエダと交渉中であると報道。昨年にはリヴァプール移籍も取り沙汰されたが破談となったスペイン代表MFの獲得へ、「相当な時間をかけて準備してきた」交渉を加速させているという。 そして同メディアのジェームズ・マクニコラス記者は、「アーセナルは長年スビメンディにトライしてきた。トーマスとジョルジーニョの契約満了が迫っているため、中盤の若返りが必要だと以前から認識している」とし、以下のように続けた。 「スビメンディの獲得は、アーセナルにとって大きな成果となるはずだ。特に、ライバルであるリヴァプールが2024年に獲得を熱望していたからだ。またこの契約は、デクラン・ライスに興味深い結果をもたらすだろう。当初は6番での起用を想定して獲得したものの、現在は8番起用が多い。スビメンディが加入すれば、ライスはより攻撃的なポジションでの役割に固定されるかもしれない」 また、「スビメンディの契約解除金は6000万ユーロ(約97億円)。これは妥当な金額だ。しかし一括での支払いが必要なため、アーセナルの夏の補強予算から大金が消えることになる」とし、夏の補強プランに大きな影響を及ぼすと指摘している。