無冠のテイラー・スウィフト、ジョークに怒ってゴールデン・グローブ賞授賞式を途中退席？
現地時間1月7日（日）に開催されたゴールデン・グローブ賞。興行成績賞に『テイラー・スウィフト：THE ERAS TOUR』がノミネートされていたテイラー・スウィフトも出席した。ちなみにテイラーは最近とても仲がいい、俳優のマイルズ・テラーの妻でモデルのケリー・スペリーを同伴していた。 【写真】第81回ゴールデン・グローブ賞、豪華セレブのレッドカーペットドレスを速報！
この賞は今年新設された賞。公開期間中の興行収入が1億5,000万ドル以上（そのうち1億ドル以上はアメリカ国内の興行収入）を達成した大ヒット作から優秀な作品を表彰するのだが、残念ながらテイラーの受賞はならなかった。記念すべき第1回目の授賞作は『バービー』。主演＆製作のマーゴット・ロビーとグレタ・ガーウィグ監督、作中で見せたモノローグが絶賛されたアメリカ・フェレーラがステージに上がりトロフィーを受け取った。
会場は『バービー』の快挙にスタンディングオベーション。テイラーは誰よりも早く立ち上がって拍手を送っていた。しかしこの直後、テイラーの姿が席から消えたのを中継のカメラがキャッチ。SNSには「テイラーは早退したの？」「負けたから帰っちゃったんだ」という投稿が溢れた。
とはいえ異なる見方も。新聞「ニューヨークポスト」は司会者のジョー・コイが原因だという説を報じている。コイはオープニングトークでテイラーとNFL選手のトラヴィス・ケルシーの交際をネタに。「ゴールデン・グローブ賞の授賞式とNFLの違いは、こっちはテイラー・スウィフトのショットが少ないことだ」とコメント、テイラーがトラヴィスの試合の応援に行くとカメラが試合よりも彼女ばかり撮ろうとすることを茶化していた。これにテイラーはムッとしたよう。にこりともせず、冷たい表情でシャンパンを飲んでいた。同紙はこのジョークのせいで途中退席したのではないかと見ている。
ちなみにコイはテイラーから冷ややかに見つめられたことを気にしていない。授賞式後、テレビ番組「エンターテイメントトゥナイト」に「かわいい反応だった」とコメント。「ただ彼女のカットが少ないと言っただけ。それだけだよ」と冗談に悪意はなかったと説明した。テイラーが味方にとても優しい分、敵にはとことん厳しいことはよく知られている。これからコイにどんな態度を取るのか見守りたい。
