【競輪】ルーキーシリーズ第2弾 卒記チャンプ森田一郎、卒記クイーン仲沢春香がV…平塚
日本競輪選手養成所を今年3月に卒業した第125、126(女子)期生による「ルーキーシリーズ2024」第2弾の決勝が12日、平塚競輪最終日のガールズは11R、男子は12Rで争われた。ガールズは卒期クイーンで在所成績1位の仲沢春香(23)=福井=が、最終1角から一気にまくって無傷の3連勝で初優勝。離されながら追いかけた大浦彩瑛が2着、最後に追い上げた中島瞳が3着に入った。また、男子も卒期チャンプの森田一郎(23)=埼玉=が最終バック後方から仕掛けると、単騎かましで独走態勢に入っていた阿部英斗を4角で難なくパス。デビュー戦を完全Vで飾った。森田と連係し食い下がった中島淳が2着、阿部が3着。仲沢、森田ともに次回出走予定は、24日からの函館「ルーキーシリーズ2024」第3弾。 仲沢「予選では、自分が思っていたようなレースができたので内容的には満足しています。前回の富山では決勝で飛んでしまって、(周囲から)ちゃんとお声をいただき、反省して修正してこられたと思う。(同じく卒期クイーンで在所1位の)柳原さんが近くにいて、話していても格好いいですし、その背中を追いかけていきたい」 森田「決勝は中島さんが(スタートで)2番手を取ってくれたのでうまく運べたと思う。前と車間が開いてしまったが、最後は同門でワンツーできたので、師匠(山信田学=83期)にいい報告ができると思う。阿部君が行くのは分かっていたし、届かない距離ではなかったので、焦らず踏んでいった。倉茂杯(大宮記念)に刻まれている先輩は上位で活躍しているし、(将来的には)偉大な先輩たちの前で戦いたい」
報知新聞社