ドラマ「東京サラダボウル」脚本は金沢知樹、中村蒼・武田玲奈ら新キャスト16名解禁
Netflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域- 」の金沢知樹が、奈緒と松田龍平のダブル主演ドラマ「東京サラダボウル」で脚本を担当することが明らかに。あわせて16名の新キャストも発表された。 【画像】武田玲奈(他15件) 「クロサギ」の黒丸によるマンガ「東京サラダボウル ―国際捜査事件簿―」をもとにした本作。舞台は、およそ70万人の在日外国人が暮らし、異なる言語・食・文化が同居する“サラダボウル”な大都市・東京だ。劇中では国際捜査係の警察官・鴻田麻里と警視庁の中国語通訳人・有木野了がさまざまな案件に携わり、捜査の合間に各国の食事をともにするうちに“胃”の合うコンビに変化していくさまが描かれる。鴻田を奈緒、有木野を松田が演じるのは既報の通りだ。 有木野の心に生きる最愛の人・織田覚(おださとる)を演じるのは中村蒼。彼は相棒だったベテラン刑事・阿川博也の外国人への意図的な“誤訳”に苦悩し、やがて命を絶ってしまったキャラクターだ。鴻田の相棒として復帰する阿川には、三上博史が扮する。警視庁の通訳センターに所属するベトナム語の通訳人・今井もみじ役には武田玲奈、東新宿警察署・国際捜査係の巡査部長であり鴻田の先輩・杓野玲央(しゃくのれお)役には中川大輔、人身売買ビジネスに手を染める謎の青年“ボランティア”役には絃瀬聡一が選ばれた。 そして鴻田を“推す”活発な新人警察官・広田カナをノムラフッソ(忠犬立ハチ高)、もみじに恋するピュアな英語通訳人・黒須雄介を関口メンディー、有木野と織田の関係を知るバーテンダー・張柏傑(ちょうばいじぇ)を朝井大智が演じる。また警視庁・捜査一課の最前線で活躍するエリート刑事・八柳隆太(やなぎりゅうた)には阿部進之介、国際捜査係で鴻田を厳しく教育する元マル暴の太良尾保(たらおたもつ)には平原テツ、四字熟語を愛する同統括係長・飯山修には皆川猿時、通訳人チームを率いるシンハラ語通訳人・清宮百合にはイモトアヤコが扮した。 さらに海外から参加するキャストとして、我が子を10年間探し続ける王建斌(わんじぇんびん)に張翰(チャン・ハン)、有木野と接するうちに通訳の仕事に興味を抱くようになる中国からの留学生・沈一諾(しぇんいーうぉ)に許莉廷(シュー・リーティン)を起用。観光中に消息がつかめなくなり、鴻田と有木野が行方を追うキャンディー役には喬湲媛(チャオ・イウェンイウェン)、特定技能の資格を持って介護施設で働くも、ある日窃盗の疑いをかけられるティエン役にはベトナム出身のNguyen Truong Khang(グエン・チュオン・カン)がキャスティングされた。 金沢は原作について「社会問題や人間の機微をこれでもかと、ふんだんに、ひたひたに、練り込んだ黒丸先生の渾身の作品」と述べ、「身の引き締まる想いで、スタッフの方々と何度も話し合い丹念に作りました」「観ていただける方に、その想いが届くことを願って、今日も筆を進めます」とコメントしている。 ドラマ10「東京サラダボウル」は1月7日にスタート。毎週火曜22時からNHK総合で放送される。 ■ ドラマ10「東京サラダボウル」 2025年1月7日(火)スタート NHK総合 毎週火曜 22:00~22:45[再放送]毎週木曜 24:35~25:20 NHK BSプレミアム4K 毎週火曜 18:15~19:00 ※全9回 ■ 金沢知樹 コメント 脚本を務めさせていただきます、金沢です。「東京サラダボウル」は、社会問題や人間の機微をこれでもかと、ふんだんに、ひたひたに、練り込んだ黒丸先生の渾身の作品。身の引き締まる想いで、スタッフの方々と何度も話し合い丹念に作りました。といいながら、いまも作ってる途中ですが。 観ていただける方に、その想いが届くことを願って、今日も筆を進めます。