「僕のバッティングを見ていただきたい」 ソフトバンクから西武にトレード移籍、野村大樹が新天地へ決意
ソフトバンクの野村大樹内野手(23)と西武の育成・齊藤大将投手(29)との交換トレードが成立した。5日、両球団が発表した。 ■本多コーチと別れのハグを交わす野村大樹【写真】 この日、野村大は筑後のファーム施設とみずほペイペイドームを訪れ、チームメートらと別れのあいさつを交わした。報道陣の取材にも対応した。 トレードについて野村大は「今日の朝、言われた時は複雑な気持ちもありました。5年半ホークスでやってきたという気持ちもすごくあったので、寂しい気持ちもありました。ライオンズさんに求められて、トレードでいくということは喜ばしいことですし、ライオンズでも本当に頑張ろうという気持ちがやっぱり強い」と率直な心境を話した。 新天地となる西武の印象については「ピッチャーが本当にすごくて、あと高校(母校の東京・早実高)が近いので。高校にファンが多かった。高校から近いなというイメージが一番強いと思います」と笑顔。西武ファンに対しては「僕のバッティングを見ていただきたいと思います。球場に足を運んでください」とメッセージを送った。 野村大は東京・早実高からドラフト3位で2019年に入団。今季1軍では2試合の出場にとどまるが、ウエスタンでは56試合に出場し、打率2割7分8厘、2本塁打、21打点とアピールを続けてきた。チーム打率2割4厘と貧打に泣く最下位の西武では持ち前の強打に期待が高まりそうだ。 【#5日のOTTOホークス情報】