ロッテD4位・坂井遼「ご飯もおいしくて太っちゃうかも」 新人合同自主トレ第2クール初日
ロッテの新人合同自主トレーニングが15日、ZOZOマリンスタジアムで第2クール初日を迎えた。ドラフト4位・坂井遼投手(18)=関東第一高=は「周りの先輩たちも良くしてくれてとてもやりやすい環境でできていいます。けがには気を付けて自分は徐々にという感じでやっていきたい」と見据えた。 【写真】坂井遼はけん玉持参で入寮「集中力と膝をよく使うのでスクワットになる」 最速151キロを誇る右腕。昨年夏の甲子園ではチームを準優勝に導き、U18日本代表としても活躍した。この日はキャッチボールや体幹トレーニングなどで体を動かした。1年目は体作りからスタートさせる予定で、新人合同自主トレ期間にブルペン入りの予定はない。 「ちょっと悲しいです。結構投げたいタイプなんですが」と話したが「ここは抑えてやっていかないと。遊びじゃないので、そこは切り替えてやっていきたい。『(春季)キャンプが本番だ』といわれている。少しずつならしていきたい」と気を引き締めた。 初めての1人部屋に興奮しながらも時間を有効活用している。「前までは4人部屋だったのですが、1人部屋になって快適に過ごせています。ご飯もおいしくて太っちゃうかもしれないです。気をつけて食べていきます」。一番のお気に入りはサーロインステーキで「アツアツの状態で出てくるのでびっくりしました」と笑った。体重は昨夏に68キロだったが、現在は84キロ。身長178センチの坂井は順調な体作りができている。 部屋に持ち込んだ趣味のけん玉も空き時間に練習をしており「新しい技にも挑戦していきたいです」と意欲。入寮時に得意技の「世界一周」を披露した球団公式Xの動画の反響は大きく、紅白歌合戦では毎年けん玉のギネス記録に挑戦する演歌歌手の三山ひろし(44)から引用リツイートで「お会いできる日を楽しみにしています」と反応もあった。 自身のインスタグラムには日本けん玉協会からフォローとDMもあり「ありがたいです」と野球以外でも充実した時間を過ごしている。