本拠地最終戦セレモニーであいさつするオリックス・中嶋監督

　本拠地最終戦となったオリックスは24日の西武戦（京セラドーム）の試合後のセレモニーで中嶋監督がファンに対し、Bクラスに終わったシーズンを謝罪した。 　全選手がグラウンドに整列する中でマイクの前に立った指揮官は「2024年、4連覇をそれがかないませんでした。これだけの応援をいただいたのに本当に申し訳ありません」と頭を下げた。続けて「本拠地最終戦になりましたが、あと6試合あります。選手はまだまだ成長しないといけません。皆さんの力を貸してください」と最後まで全力で戦う抜くことを誓った。 　その後はT―岡田と安達の引退セレモニーの流れだったが、同じく小田（裕也外野手）と比嘉（幹貴投手）も引退することで「このあと、安達とTがしゃべりますけど、僕は比嘉と小田（の話）も一言聞きたいです。お願いします」と予定になかった2人があいさつすることになった。 　2人は苦笑いしながらも「すごくムチャぶりなんですけど…10年間、本当に幸せなプロ人生でした」（小田）、「僭越（せんえつ）ではございますが、ご指名ですので、あいさつさせていただきます。今はやり切ってスッキリしてます。心残りは1つもありません。私はこれからの先のことは分かりませんが、ビールかけがあれば参加したいと思います。ぜひ来年招待してください。15年間ありがとうございました」と場内を盛り上げた。