【MLB】メッツが乱打戦制し2勝3敗で望みをつなぐ ドジャース先発フラハティが8失点KO 大谷は2安打3出塁
リーグ優勝決定シリーズ第5戦【ドジャース6-12メッツ】@シティ・フィールド
日本時間10月19日、ナ・リーグ優勝決定シリーズの第5戦がメッツの本拠地シティ・フィールドで行われ、負ければシリーズ敗退となるメッツが序盤から猛攻を披露して12対6でドジャースに勝利。シリーズ2勝3敗として次戦以降に望みをつないだ。メッツ3番手のライン・スタネックに白星が記録され、ドジャース先発のジャック・フラハティはまさかの8失点で黒星を喫している。 【動画】ピート・アロンソの3ランでメッツが先制 本拠地での2試合でわずか2得点と沈黙していたメッツ打線が意地を見せた。1回裏一死1・2塁からピート・アロンソが3ランを放ち先制に成功すると、3回裏には先頭から連続四球と制球を乱したフラハティを攻め、スターリング・マルテのタイムリー二塁打を皮切りに4本のタイムリーが飛び出して一挙5得点。さらに4回裏にも2番手のブレント・ハニーウェルからジェシー・ウィンカーのタイムリー二塁打とジェフ・マクニールの犠牲フライで2点を奪い、10対2として序盤で勝負を決めた。 一方敗れたドジャースだが、打線が反撃を見せて6得点と好調をキープしているのは好材料。1回表無死2・3塁のチャンスが無得点に終わり、主導権が握れなかったのは痛かったが、9番打者のアンディ・パヘスに2打席連続アーチが飛び出したほか、ムーキー・ベッツも今ポストシーズン第4号を放つなど2安打3出塁と絶好調だ。この日はクリーンアップが沈黙したものの、本拠地ドジャー・スタジアムでの第6戦以降に向けて見通しは決して悪くないだろう。 なお、ドジャースの大谷翔平はこの試合も「1番・DH」でスタメン出場し、1回表の第1打席でライト前ヒットを放つと、2回表の第2打席で四球、4回表の第3打席でもレフトへのヒットを放ち3度の出塁。5回表の第4打席、8回表の第5打席はともに空振り三振に倒れたものの、4打数2安打1四球と好調を維持している。これで今ポストシーズンの成績は打率.263、OPS.917まで上昇。本拠地に舞台を移す第6戦以降の活躍にも期待がかかりそうだ。