タイトル獲得を目指すポステコグルー監督「2年目は勝利を収める」新シーズンに向けて意気込みを語る
トッテナムを率いて2シーズン目となるアンジェ・ポステコグルー監督が、新シーズンに向けて意気込みを示した。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。 【動画|トッテナム vs バイエルン】プレシーズンマッチ 試合ハイライト 昨夏セルティックを離れ、トッテナムの指揮官に就任したポステコグルー監督は、2023-24シーズンの序盤戦を好調な滑り出しでスタートを切った。一時は首位に立ったもののケガ人が続出した影響もあり、徐々にパフォーマンスは低下し、5位でシーズンを終えた。 2年目を迎えてタイトル獲得を目指すポステコグルー監督は、FWのドミニク・ソランキに加え、アーチー・グレイ、ルーカス・べリヴァル、ウィルソン・オドベールら若手有望株を今夏の移籍市場で獲得している。「選手たちは確実に成長している」と語るポステコグルー監督は、今シーズンの意気込みを次のように示している。 「通常、2年目は勝利を収める。それが私の考えだ。1年目は原則を確立し、基盤を作る。そして2年目には勝利を収めることができればいいが、もちろん“言うは易く行うは難し”だ。1年目がどういう状況だったかにもよるが、2年目は前に進める立場にいると思う」 「昨シーズンは良い瞬間もあったが、厳しい時もあった。いい時と同じくらい悪い時から多くのことを学んだと思う。そしてそれはチームが良い状態の証であると願いたいし、昨シーズンよりも準備が整っていることに間違いはない」 またポステコグルー監督はUEFA EURO 2024(ユーロ2024)でイングランド代表メンバー外となったジェイムズ・マディソンについて言及。23-24シーズン当初は際立ったパフォーマンスを披露したが、負傷後の後半戦は調子を落とし、ユーロ2024出場は叶わなかった。 「(マディソンは)復帰してからは少し苦労したと思うが、それはチームにとっても同じだった。彼はチームの大きな役割を占めており、チームとして学んだことを個人としても活かしてくれること期待する」 「我々のチームは非常に若い。彼は経験豊富で、その質を兼ね備えており、チームを導いてくれることを期待している」 トッテナムは日本時間20日4時に、マディソンの古巣であるレスターとの一戦を控えている。
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