その理由は? ブラジル代表の女子競泳選手(22)、意識が低すぎる「違反行為」で強制送還に。関係者激怒で選手団からも追放か
なんだかいつもよりドラマが多い気がするパリオリンピック。生活排水が流れ込んで不潔なセーヌ川でトライアスロンが行われたことや、開会式の演出でレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を彷彿とさせる演出があり、宗教を嘲笑していると批判されたこと、カナダ女子サッカーチームのスパイ行為が発覚したことなど、今大会は事件が多い。 【写真】選手村を抜け出してパリデート? ブラジル代表のアナ・ヴィエイラ選手と恋人のガブリエル・サントス選手の2ショットを見る さらには、元アメリカ体操選手ミカイラ・スキナー(東京オリンピック銀メダリスト)が、オリンピック選考大会の最中にチームアメリカを批判するコメントをして、シモーネ・バイルズにインスタグラムでブロックされたという出来事もあった。 パリオリンピックが開幕した7月26日、アナと恋人でチームメイトのガブリエル・サントスは「許可なく」選手村を抜け出したとして、ブラジルオリンピック委員会から処分を受けた。ロイター通信によると、2人が外出した写真をSNSに投稿したのが見つかったという。
ブラジルの水泳選手アナ・ヴィエイラが強制帰国。その理由とは?
パリオリンピックが開幕した7月26日、アナと恋人でチームメイトのガブリエル・サントスは「許可なく」選手村を抜け出したとして、ブラジルオリンピック委員会から処分を受けた。ロイター通信によると、2人が外出した写真をSNSに投稿したのが見つかったという。 BOC(ブラジルオリンピック委員会)は27日、「ブラジル水泳チーム監督のグスタヴォ・オオツカから、選手のアナ・カロリナ・ヴィエイラとガブリエル・サントスが規律違反を犯したと報告を受けた。そのため、技術委員会のメンバー、チーム代表者、ブラジル水中競技連盟とブラジルオリンピック委員会は金曜日夜に無許可でオリンピック選手村を離れた2人の選手を罰することを決定した」と声明を出した。 またBOCは、アナがブラジル水泳チーム委員会が下した技術的な判断に対し、「無礼で攻撃的なやり方」で異議を唱えたため、早期に帰国させる結果になったと明かした。 「そのため、ガブリエル・サントス選手は警告処分で、アナ・カロライナ・ヴィエイラは代表団から追放処分となった。彼女は即刻ブラジルに帰国する」と声明は続けている。