本格的な天然温泉も併設! 関東初、スノーピークのキャンプ場は“手ぶら”がいい!? 「行列の絶えない蕎麦屋」も
●周辺エリアの魅力を伝えるハブとなる新キャンプフィールド
「里山の風景ときれいに溶け込んでいる」 これが、2024年4月13日に栃木県鹿沼市の上南摩町(かみなんま)地区に開業した「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド & スパ(Snow Peak KANUMA Campfield & Spa)」に訪れたときの第一印象でした。 【画像】関東初、スノピ直営キャンプ場の面白いポイントを画像で見る(26枚)
今回はメディア向けに行われたプレスツアーに同行し、関東では初となる、スノーピーク10箇所目の直営キャンプフィールドのポテンシャルをあますことなく紹介します! 「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド & スパ」がある鹿沼市は、東京から直線距離で100km圏内。東武日光線の新鹿沼駅からは約7kmと、移動手段の多さとアクセスの良さも魅力のひとつ。 関東屈指の清流とも呼ばれる大芦川と深い木立にはさまれた、かつては牧場だったという、なだらかな丘に位置するキャンプ場に設置されたサイトは全部で91区画。 フリーサイト(67区画)や林間区画サイト(5区画)、電源付区画サイト(15区画)のほか、建築家の隈研吾氏と共同開発したモバイルハウスの「住箱-JYUBAKO-」(4棟)などが立体的な敷地にバランスよく配置。 周辺にはかつあった山城、「龍階城」の城郭跡がいまなお残される龍階山(りゅうがいさん)を間近にのぞみ、フィールドの上に広がった空が心地よく感じます。
●鹿沼でしか味わえない食も魅力
広報担当者によると今回のキャンプフィールド開業の背景には、「豊かな自然の中でゆっくりとキャンプを満喫するための拠点であることに加え、地域住民との交流や観光の拠点となることを栃木県・鹿沼市と共に目指す」という思いがあるのだとか。 地方創生のシンボルとしても注目される同キャンプフィールドでは、キャンプ場利用者以外も楽しめるフリースペースに併設される直営ストアのほか、栃木・鹿沼ならではの施設にも注目です。 なかでも地域交流というコンセプトを色濃く感じさせるのが、蕎麦店の「竜がい」。 蕎麦イベントに出店しては行列の絶えない、地元の同好会「上南摩そばネットワーク」が手掛ける初の実店舗で、開業当日に訪れた地域の方からは「やっとそばネットワークさんのお店ができてうれしい!」という声も聞かれました。 また、「Nikko Coffee Roku」も要チェック。自家焙煎スペシャリティコーヒーを提供する鹿沼市内でも人気のカフェが運営するコーヒースタンドで、ドリンクやクラフトバーガーなどをテイクアウトすることができます。