先週の流入額上位-新規設定の「インド小型厳選株式ファンド」がトップ、「ひふみマイクロスコープpro」もランクイン
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年3月18日-22日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、アムンディ・ジャパンが18日に新規設定した「インド小型厳選株式ファンド」がトップとなったほか、レオス・キャピタルワークスが19日に新規設定した「ひふみマイクロスコープpro」が第6位となった。
「インド小型厳選株式ファンド」はインドの上場及び店頭登録の小型株式に投資する。アナリストによる徹底した個別企業のファンダメンタルズ分析に基づいた銘柄選択により、アルファの創出を目指す。
「ひふみマイクロスコープpro」は国内の小型株を主要投資対象とする。長期的な将来価値に対してその時点での市場価値が割安と考えられ、かつ成長が期待できる小型株を長期的に選別投資する。
両ファンドのほかには、「朝日Nvest グローバルバリュー株オープン」(愛称:Avest-E)、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」、「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター)が新たにランクインした。「朝日Nvest グローバルバリュー株オープン」は2023年以降で初めて、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」は今年2月26日-3月1日以来、「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」は2023年9月19日-22日以来のランクインとなった。
先々週(3月11日-15日)に続いてランクインしたのは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「半導体関連 世界株式戦略ファンド」(愛称:半導体革命)の5ファンド。
一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「日経225ノーロードオープン」、「日本好配当リバランスオープンII」、「ロボット・テクノロジー関連株ファンド-ロボテック-」、「GS グローバル社債ターゲット追加型2024-03」(愛称:追加型ワンロード2024-03)、「楽天・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・S&P500)がトップ10圏外となった。
武石謙作