（写真：KBS京都）

5月5日は端午の節句です。京都市内の町家には、五月人形が展示され、訪れた人が、一足早く端午の節句を楽しんでいました。端午の節句は、子どもたちの健やかな成長を願うもので、京都市上京区の「町家写真館」には、勇ましい五月人形や鎧兜が１３年ぶりに公開されました。なかでも五月人形のひとつは、明治時代中期に作られたとされていて、大将の姿をしている神功皇后の人形と、家来の人形が飾られています。そして、家来に抱えられているのは神功皇后の息子、応神天皇で、神功皇后は、勇ましい姿とは打って変わって、やさしいまなざしで応神天皇を見つめています。町家写真館の「端午の節句展」は、5日まで開かれます。