ひと言で子どものやる気を上げる「声かけ10選」 自己肯定感が高まるポジティブな言葉
子どもが小学校に入るころには、まわりの友だちと比較して、自分の個性や特性を自覚しはじめます。点数などの数字や運動能力などでわかりやすく評価され、否定的なことを言われることがあるかもしれません。 でも少なくとも家庭でお母さん、お父さんが肯定的にとらえている空気があれば、子どもは自己肯定感を下げることなく、個性を発揮していけるようになっていきます。 ⑩「いっしょに楽しもうね」 子どもが何かをやるときに、ぜひいっしょに楽しんでください。これはストレートに自己肯定感が高まる言葉です。「ここにいていいんだ」「ここにはぼく(わたし)の居場所があるんだ」と無条件に感じることができ、自信があふれてくる言葉です。
子育てをしていると、どうしても「まったくもう!」「いい加減にして!」など、自分のネガティブな感情を吐き出してしまうこともありますよね。 ネガティブな言葉は、子どもの脳を育てないことが研究でもわかっています。「言葉のかかわりはポジティブに具体的に」、これがきほんです。 少しずつでいいので、今日から自己肯定感が育つような言葉を伝えていきましょう。そうすることで、子どもの肯定感情と肯定脳はどんどん育っていきます。
中島 輝 :心理カウンセラー