茨城中央テクノ、事業停止 負債1億8900万円
帝国データバンク水戸支店は12日、建築工事の茨城中央テクノ(茨城県水戸市見川)が3月31日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したと発表した。負債は約1億8900万円。 同社は2012年に設立。下請けを主体とした受注形態で、一般住宅の新築工事やリフォーム工事のほか、外構や解体工事なども請け負っていた。住宅用地の売買・仲介なども手がけ、19年9月期の年売上高は約1億3400万円を計上していた。 同業他社との競合から業況が下降基調となり、23年5月期の年売上高は約4900万円まで後退。赤字経営を余儀なくされ、24年に入って社内トラブルも重なり資金繰りが悪化。取引先への支払いができなくなり事業の継続を断念した。
茨城新聞社