大谷翔平「バッティングではずっと使っている」弾道測定「ラプソード」のテクノロジーアンバサダーに就任
野球やゴルフの弾道測定分析デバイスを展開するラプソードは23日、ドジャース大谷翔平投手が同社のテクノロジーアンバサダーに就任したことを明らかにした。 【写真複数】山本由伸らと笑顔でワシントン移動ショット 過去数シーズンにおいて、大谷はラプソードの「投打同時計測可能デバイス・PRO 3.0」を使用して、パフォーマンスの向上に役立ててきたという。PRO3.0は3つのカメラと2つのレーダーが搭載されており、投球と打球の両方で高精度なデータを計測することが可能。データはiPad用アプリ「Rapsodo Diamond」を通じてリアルタイムで確認することができ、選手や指導者がデータをもとに分析を進めることができる。 新CM「SHOHEI VS SHOHEI」も同日から公開。ピッチャーとバッターの大谷が二刀流を披露。その弾道をPRO3.0で計測する様子が表現されている。撮影はわずか2時間で行われたという。 大谷はラプソードのテクノロジーアンバサダーとして、野球用弾道測定技術の進歩と、すべてのカテゴリーの選手における技術向上を目的とした啓発活動に協力していく予定という。 大谷のコメントは以下の通り。 実際に自分自身が使ってみて、素晴らしい機器だと感じました。僕自身がもっと早い段階で、それこそ少年野球の時代からこういう機器を活用できていれば、もっともっと上手くなれたんじゃないかと思っています。 ラプソードで計測されたデータについては、自分自身のプレーを数値化することに活用しています。効率の良いスイングであったり、打たれにくいボールをデザインするためには、データで可視化できた方が成長につながると考えています。 バッティングではもうずっと使っているので、リハビリの段階から実際の数値が感覚に合っているのかどうか確認しています。 今後投球を開始してからも、感覚との一致・不一致を随時確かめることでリハビリもスムーズに進むんじゃないかと思っています。 若い選手の皆さんにもぜひ活用してほしいですし、データを活用することでより早く成長できると思います。
報知新聞社