ホテル入り口

　京丹後のホテル「HOTEL＆湖邸 艸花（そうか）」（京丹後市網野町）がグランドオープンして2カ月がたった。（京丹後経済新聞） 【写真】部屋からは「離湖」が見える 　同ホテルは2022年4月にブランドを刷新し、館内を一部改装。同年10月に一棟貸し切りの客室棟を新設し、グランドオープンに先立ち営業してきた。全ての客室の改装を終え、今年5月3日にグランドオープン。「自然を愛（め）でる、こころ凪（な）ぐ旅を」をテーマに、心地よい空間の提供を目指す。 　新設した「コンセプトルーム」5室は、湖畔のボートハウスをイメージしている。それぞれに異なるインテリアを採用し、床、壁の素材も変えたという。同ホテルのイメージに合わせて、さまざまな作家がオリジナルのアートを制作し、各部屋に飾っている。 　食事は、丹後・但馬エリアの食材を扱う。野菜は主に「自然工房あおき」（大宮町）のものを使い、季節ごとに採れたものでメニューを作るという。より素材の良さを感じられるよう、メニューの開発やナチュールワインの提供に力を入れる。 　営業担当の森口眞子さんは「自然が近くにあると落ち着く感覚がある。滞在中にそれを感じてもらえるよう客室以外に、レストランやラウンジ、ガーデンなど、いくつかの場所を作っている。居心地のいい場所を見つけてもらえたら」と話す。 　宿泊料金は1泊1人3万円～5万円、季節によって異なる。予約はウェブサイトから。