【阪神JF】1週前追い ランフォーヴァウはCWコースで併せ馬
《栗東》デイリー杯2歳Sを制したランフォーヴァウ（福永）は、CWコースで併せ馬。馬なりでラスト1ハロン11秒8（6ハロン82秒8）をマークし、レオノーレ（OP）にクビ遅れた。福永調教師は「予定通りです。リードホースを追いかける形で、使っている馬なので目いっぱいはいらないので。好調をキープしています」とうなずいた。 ファンタジーSを勝ったダンツエラン（本田）は、CWコースで併せ馬。一杯に追われてラスト1ハロン11秒2（6ハロン84秒7）で力強く伸びて、メイショウオーロラ（3勝）に3馬身先着した。本田調教師は「動きはもともといい馬だからね。前走後も特に疲れもなく順調にきている」と好調をアピールした。 アルテミスS2着ミストレス（矢作）は、CWコースで併せ馬。一杯に追われて6ハロン79秒5－12秒0の好時計をマークし、ホウオウプロサンゲ（3勝）に2馬身先着した。「全体時計はちょっと速かったけど、これでいい。使うたびに良くなっている」と矢作調教師。僚馬でファンタジーS2着モズナナスターは、坂路で併せ馬。ゴール前で強めに追われて4ハロン52秒1－12秒1で駆け上がり、シュタールヴィント（3勝）に2馬身先着した。矢作調教師は「しっかりやりました。そこまで目立つ動きではないけど、順調にきている」と話した。 サフラン賞でデビューから連勝を決めたクリノメイ（須貝）は、CWコースで併せ馬。ゴール前で追われてラスト1ハロン11秒2（6ハロン85秒6）でシャープに伸びて、クイックバイオ（2勝）と併入した。須貝調教師は「全体時計は考えず、（ラスト1ハロン）11秒台前半でくるように乗ってもらった。動きは良かった」と合格点を与えた。 無傷の2連勝で紫菊賞を勝ったビップデイジー（松下）は、坂路で併せ馬。一杯に追われて4ハロン51秒8－12秒1を計時し、ショウナンザナドゥ（2歳1勝）に1馬身遅れた。松下調教師は「併せ馬でしっかりやりました。調教はもともとそんなに動く馬じゃないけど、この馬なりによく動いています」と評価した。
