PCやスマホ+1万円以下の機材でOK!初心者にオススメするYouTubeの始め方
■編集ソフトは無料ソフトで十分。まずは「Microsoft Clipchamp」「iMovie」から
YouTubeに動画を公開する前には、撮影した動画をカットしたりテロップを付けるなど、PC上で動画編集もしたいという人もいるかもしれません。 簡単な動画編集なら、Windowsは「Microsoft Clipchamp」(Windows11)や「ビデオエディター」(Windows10)、Macは「iMovie」が無料で利用できます。まずは不要な部分をカットすることと簡単なテロップ付けから始めてみると良いでしょう。 動画編集はとても時間がかかります。ある程度慣れてきたら、動画編集ソフトはプロも使う有名な動画編集ソフト「DavinciResolve」に切り替えてもいいでしょう。 動画編集の段階で、収録音声からノイズを除去するWaves Audioの「Clarity VX」(セール等で7000円以下で購入できることが多い)と、反響音を除去する「Clarity Vx DeReverb」(同)があると音声収録のハードルもぐっと下がります。ただ、これを使う上でも「DavinciResolve」などプラグイン対応の動画編集ソフトが必要です。 ノートPC(Mac)やiPhoneでの撮影と編集環境を紹介してきましたが、あとは撮影環境に応じてクリップ式のLED照明などを追加すれば、誰でもお手軽にYouTuberを始められます。 ここまで紹介してきた機材やソフトは、PCやスマホを除くとどれも1万円以下。YouTuberを始めるために必要な機材はこの程度で良いんです。 大事なことは、視聴者に見てもらえる面白い内容を考えて、継続して動画を収録して、動画を発信し続ける“やる気”です。まずはお手軽な方法でYouTuberを始めてみてはいかがでしょうか。
<取材・文/折原一也>