「フレンズオンアイス」プロデューサー荒川静香が語るショーの魅力 世代の融合で生まれる「刺激」とは
◇フレンズオンアイス2023(8月25日~27日、KOSE新横浜スケートセンター) トリノ五輪金メダリスト荒川静香さんがプロデュースするアイスショー「フレンズオンアイス」が25日から開幕。公演を前に、荒川さんがその魅力を語りました。 「声出し応援や、マスクを外しての観戦ができないで数年間来た中で、色々なことがコロナ禍前に 少し戻ってきてるなというところで、頑張ってきた皆さんの数年をより後押しできるような、これから更にいい方向に向かっていきたいね、という思いを、皆さんと共有できたらいいなというのが1つの願いです」と今年のショーへの思いを話します。 また「それぞれのスケーターの今、1番輝ける時間をお客さんと共有したい」と荒川さんをはじめ、プロとしてもキャリアを積んだ世界各国のベテランスケーターや、アマチュアとして国際競技会の第一線で活躍する選手たちが共に作品を作り上げることも、このアイスショーの大きな見所のひとつ。 「それぞれのスケーターとしての魅力が違った部分にあるので、融合すると面白い。若手のスケーターの魅力は競技に必要なスキルを常に研ぎ澄ましていて、見たい技が存分に発揮できるところ。プロスケーターは、貫録、存在感とか、表現の深みとか、そういった引き出しの部分が年齢とともに増えてくる。そういった部分を若手のスケーターたちが感じて、自分たちの演技に活かしていくチャンスにもなるかと思う。いろんな世代が融合することで、このような刺激のし合いができるところに良さがあるかな」と世代の融合で生み出される魅力を語りました。 25日に初日を迎えるフレンズオンアイス2023。「活力を持ったり、お客さんに とって癒しであったり、またスケート見たいなというエネルギーに繋がったらいいなと思う。たくさんのことを1人でも多くの方に共有できる場所としてアイスショーを精一杯お届けしたい。1人でも多くの方の元気に繋がるように頑張ります」と力を込めました