悲願のJ1昇格叶わず ジェフ千葉プレーオフ進出逃す
サッカーJリーグ、J2のジェフユナイテッド市原・千葉は11月10日の最終節でモンテディオ山形に敗れ、J1昇格をかけたプレーオフ進出を逃し2024年も悲願のJ1昇格は叶いませんでした。 ジェフ千葉は今シーズンJ2優勝を目標に掲げ、16年ぶりのJ1復帰を目指して戦いましたが、J1昇格をかけたプレーオフにも進出できず、最終順位は7位でシーズンを終えました。 目標達成とはならなかったもののジェフは今シーズンJ2得点王に輝いたエースの小森飛絢選手を中心に攻撃的なサッカーを展開し、観客を魅了したと評価する声も聞かれました。 今シーズンのジェフについてOBで解説の宮澤ミシェルさんはどのように総括しているかお話を伺いました。 サッカー解説者・ジェフ千葉OB 宮澤ミシェルさん 「両サイドの田中選手・椿選手という2つの槍をもったスピード感溢れるサッカーができて、真ん中に小森選手がいるというベースは変わらずそこに強さを感じていたが、厳しい言い方になるがゲームを落としてしまうところに強さが感じられない。負けゲームを引き分けに、引き分けのゲームを勝ちにする底力が最初からあれば良かったと思う」 今シーズンは8年ぶりにホームゲームの平均観客数が1万人を超えるなど、千葉市中央区蘇我にある本拠地「フクダ電子アリーナ」は熱気に包まれていました。 宮澤さんは、来シーズン悲願のJ1復帰を果たすため、選手とチームスタッフ、それにサポーターが一体となり、強い覚悟をもつことが必要だといいます。 サッカー解説者・ジェフ千葉OB 宮澤ミシェルさん 「(J1へ)上がろうと思ったら選手やスタッフが頑張ってもそれだけじゃ足りない。何かしらサポーターの力も借りてその一体感で“ことしは上がる!”と決めないとその熱さを感じて(新しい)選手が入ってきてくれるので、残ってくれる選手・入ってくる選手を一つにしてスタートからいくという緊張感ある勢いが最初に出てこないとだめだと思うし、それを期待している」
チバテレ(千葉テレビ放送)