笑福亭鶴瓶

　落語家・笑福亭鶴瓶（72）が6日、ニッポン放送「日曜日のそれ」に出演。税務署から連絡があり、怒ったエピソードを明かした。 　自民党の派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、鶴瓶は「あの人たち、税金も払ってないし。こっちはどれだけ取られているか」と不満を口にした。 　鶴瓶は大量の領収書を持ち歩いているという。その理由について「若い頃、新地なんか行っていたけど。『これほんまに行ってんのか？』っていうことを、追及する税務署の人がおったんですよ。そこまで行きよったんよ、その店まで！」と明かした。 　番組パートナーの上柳昌彦から「回数が多すぎた？」と問われると、鶴瓶は「そうそう…。それと額が多すぎる。なんか向こうでやってもらっているんちゃうかと。行った所から『来ましたで』って」と笑った。 　当時について「その頃、よく行っていたからね。ほんだら、そこまで（税務署の人が）行って、調べて。怒ったもん、連絡あって」と明かした。 　続けて「『あのな。俺も信用あんねん』と。そういうの俺、一番嫌いやから。一銭もごまかしていない。『なんでそんなことすんの？なんで信用しないの？』って言うたことはあるわ本当に…」と振り返った。 　さらに「東京からタレントが来たら、連れて行っていたんよ」と話し、「そういうのも、税務署はそこへ行って調べてきてっていう。俺、この頃ほとんど行ってない…」とつぶやいた。 　また、自民党総裁の石破茂首相は6日、派閥の政治資金パーティー裏金事件で不記載があった議員らについて、次期衆院選（15日公示、27日投開票予定）で、比例代表への重複立候補を認めない方針を表明した。