【極秘資料】女子アナの「お値段」ランキング...「破格のギャラ」を設定されていたNHKアナの「意外な名前」と理由
フリー転身は局アナにとってステップアップの手段。だが、成功するのはほんの一握りだ。ブレイクする条件とはいったいなんなのか。大手広告代理店がひそかに算出する「市場価値」から紐解こう。 【ランキング】気になりすぎる...あの女子アナの「ギャラと評価」一覧はこちら!
フリー転身の魅力
近年、テレビ各局で人気女子アナの退社が相次いでいる。'23年にはTBSの山本里菜、フジテレビの三田友梨佳、テレビ東京の森香澄が退社、今年に入ってからもテレ東の松丸友紀が6月末をもってフリーに転身することが報じられた。 なぜ彼女たちは、安定した局アナの地位を捨て、フリーに転身するのか。そこには局アナならではの事情があるという。 「一つは給与の問題です。どんなに人気があっても、アナウンサーは会社員。他の女子アナより多くの番組に出演しても、給与にほぼ差は出ません。なかには、『自分だけが酷使されている』と感じている人もいます。 もう一つはテレビ局における若手重用の風潮です。20代のうちはさまざまな番組にチャレンジさせてくれますが、よほど実力と人気がない限りは、30歳を境に活動の幅が狭まってしまうのが女子アナの現実。とくに朝の情報番組やゴールデンタイムのバラエティ番組はその傾向が強く、思ったようなキャリアを描けず、不満を募らせる人は少なくない。 そういった事情から、局アナに限界を感じ、フリー転身という選択をする人は多い。タレント志向の強い女子アナならなおさら、活躍しているフリーアナの自由度やギャラが魅力的に映るのでしょう」(民放キー局幹部)
極秘資料で見る女子アナの「お値段」
虎視眈々とフリー転身のタイミングをうかがっている女子アナたち。では逆に、各局に在籍している人気アナがフリーになったら、どれだけ稼げるのか―。 本誌は大手広告代理店が「社内用」として活用する内部極秘資料を入手した。そこに記されていたのは、フリーになった人気女子アナに、バラエティ番組への出演をオファーした場合の1本あたりのギャラ。もちろん番組のギャラはテレビ局が支払うものだが、キャスティング費用を含めた制作費はスポンサーがどれくらい番組に出資してくれるかによって決まる。だからこそ、広告代理店がスポンサーや視聴者のニーズを調査し、それをもとにギャラを試算しているのだ。 50人以上にのぼる「フリー候補」リストのなかで、特にギャラが高いのは誰か。以下、順番に見ていこう。 全女子アナのなかでトップとなる120万~130万円という破格の値段を設定されていたのは、NHKの林田理沙(34歳)だ。同局の看板アナである和久田麻由子や桑子真帆を差し置いて、なぜ彼女なのか。 「'18~'20年まで番組アシスタントを務めた『ブラタモリ』での実績が非常に高く評価されているんです。毎回、自身と軽妙なやりとりをしてみせる林田アナをタモリさんも絶賛しており、降板の際には『ご出世なさいませ』と最大限の賛辞を送ったほど。タモリさんのほかにも、林田アナは山田孝之さんや星野源さんといったクセのある大物と番組で共演しており、いずれも好評を得ている。そういった大御所芸能人との絡みの上手さは、間違いなく民放のバラエティ番組でも活きてくる。 また、各局が音楽番組の枠を拡大していることも彼女の需要を高めています。全年齢層からの安定した視聴率が見込める音楽番組は、各局にとってキラーコンテンツ。幼少期から音楽の英才教育を受け、絶対音感を持つ音楽エリートである林田アナは打ってつけの人材なのです。元NHKの有働由美子アナが日テレで『with MUSIC』のMCを務めているように、林田アナを起用し、新たな音楽番組を作りたいという声は非常に多い」(以下、「」内の発言は大手広告代理店関係者のもの) 「週刊現代」2024年6月1日号より 後編記事『「あのアナが100万超え?」若いのに意外な高評価を受けていた「意外な名前」...極秘資料で見る女子アナの「お値段」ランキング』へ続く。
週刊現代(講談社)