早くも注目? 今オフのFA有力投手(3)3年連続のFA流出か
シーズンオフに大きな話題を集めるのが、FA(フリーエージェント)移籍だ。2023年オフも、西川龍馬、山﨑福也、山川穂高の3選手がFA権を行使した。2024年も多くの選手がFA権を取得する見込みとなっており、早くも去就が注目される選手が存在する。今回は、2024年オフにおけるFA市場の注目投手を紹介したい。
山岡泰輔(オリックス・バファローズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:172cm/68kg ・生年月日:1995年9月22日 ・経歴:瀬戸内高 - 東京ガス ・ドラフト:2016年ドラフト1位 2023年は先発、救援とフル回転の活躍を見せた山岡泰輔も、2024年オフの去就が注目される選手の1人だ。 瀬戸内高時代から好投手として名を馳せた山岡。東京ガスを経て、2016年ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団した。 ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着し、8勝をマーク。プロ3年目の2019年には初の開幕投手に抜擢された。同年は26試合(170回)を投げ、13勝4敗、勝率.765、防御率3.71の活躍で最高勝率のタイトルを獲得。 翌2020年以降は故障に悩まされるシーズンが続き、2023年はシーズン後半から中継ぎへ配置転換となった。それでも、同年はあらゆる役割をこなし、31試合登板で2勝1敗3セーブ8ホールド、防御率2.30の好成績を記録。 順当にいけば、2024年中に国内FA権を取得する見込み。オリックスでは2023年オフに山本由伸、山﨑福也と左右の先発の柱が退団しているだけに、さらなる主力投手の流出は避けたいところだろう。
ベースボールチャンネル編集部