「僕のやりたい野球」巨人・阿部監督が初の対外試合に手応え 特大HRのオコエを評価も「落とし穴ある」
◇練習試合 巨人11-3サムスンライオンズ(18日、沖縄セルラースタジアム那覇) 巨人は今季初の対外試合で韓国のサムスンライオンズと戦い11-3で勝利しました。 【画像】ドラ1西舘勇陽が対外試合に初先発 2回1失点1奪三振 試合後今季から監督を務める阿部慎之助監督は、「多少ね僕がどういう野球をやりたいかっていうのが見ている皆さんもわかったんじゃないでしょうか」とファンへ呼びかけると、「サインも結構出したんですけど、それに忠実になんとかしようとする姿が見られました。結果がどうあれ、その姿が見ることができただけで今日は満足です」と試合を振り返りました。 自身でサインを出したという阿部監督は、「(シーズンで)やるかはわからないですけど、どうやって1点取るかっていう。なかなか打つのって難しいですし、そういうのも作戦の一つだっていうのが、今日で選手は理解してくれたかなと思います」と采配の意図を明かしました。 また、先発したドラフト1位ルーキー・西舘勇陽投手には、「緊張の中でよく投げたと思いますし、リクエストもしっかり答えてくれていたので、失点したけど満点ですね」と評価すると、3安打5打点の活躍を見せたドラフト3位・佐々木俊輔選手には、「すごく勝負強いなって見てました。明日もし、試合があって慢心するかもしれないので、謙虚にいてほしい」とコメントしました。 さらに、この日特大ホームランを放ったオコエ瑠偉選手には、「必死に取り組んでいるのは見ていました」と評価しながらも、「その後の打席が謙虚さがなくて、もう一発いってやろうかなっていう風に見えちゃいました。そういうところに落とし穴があるので、野球って。その後の打席って大事なのでそういうところを指摘していこうと思います」と力を込めました。