活用されているのは「リンゴの搾りかす」 日本初の試みで完成した『段ボール』とは
青森テレビ
JAアオレンが、リンゴジュースを製造する時に出るリンゴの絞りかすを、製品を入れる段ボールに活用することに成功し、12月から出荷することになりました。 【写真を見る】活用されているのは「リンゴの搾りかす」 日本初の試みで完成した『段ボール』とは 26日は、JAアオレンの小笠原康彦会長と段ボールの表面紙を制作した青森市のmizuiroの木村尚子社長、そして、段ボールを製造するレンゴー青森工場の関係者が弘前市役所を訪れ、櫻田宏市長に「リンゴ搾りかす」を活用した段ボールを披露しました。 新しく開発された段ボールは、3層構造となっている段ボールの表面紙に、リンゴジュースを製造する時に出る「リンゴの絞りかす」を10%配合して作られていて、日本では初の試みです。 弘前市は、リンゴによるSDGs未来都市づくりに取り組んでいて、櫻田市長は「まさにSDGsを体現した取り組みです」と称えました。 JAアオレン 小笠原康彦 会長 「リンゴジュースの外装ケースを足がかりにして、ほかの製品や生のリンゴの段ボールにも活用できるような方向性で進めて、リンゴ全体で循環型社会に役立てばと思う」 「リンゴ搾りかす」を活用した段ボールは、アオレンの「旬の林檎密閉搾り」用に2万セット用意され、12月2日から工場出荷されることになっています。
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