化けぐず乱舞 加賀・動橋で奇祭幕開け
加賀市動橋町の奇祭「ぐず焼(やき)まつり」(北國新聞社後援)は24日開幕した。初日は大口を開けた「化けぐず」のみこしが町内を練り回り、かつての宿場町に勇壮な掛け声を響かせた。 ぐず焼まつりは田畑を荒らし民衆を苦しめた怪魚「ぐず」を退治した伝説を再現しているとされる。 動橋駅前では、巨大な動橋青年会の「青年会ぐず」と、一般参加者らの「ぐず連ぐず」が太鼓の音に合わせ、乱舞を繰り広げた。振橋(ふりはし)神社に戻り、青年会ぐずはかがり火で焼かれて退治された。 今年は同神社の例大祭稲荷祭が本来の28日に行われ、その直前の週末となる24、25日に分散開催された。25日午後9時から北國花火動橋大会(北國新聞社主催)が行われる。