TGC松山2024「REDYAZEL」と河原学園のコラボ始動
若者を中心に高い支持を集める日本最大級のファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)松山2024」が7月13日、松山市で開かれる。四国初開催となるイベントの成功に向けて準備が進む中、夢の舞台を地元学生の「学び」の場にするコラボレーションプロジェクトも始動。その行方を追った。 TGC松山2024は、地方開催を通じて各地の魅力を発信する「TGC地方創生プロジェクト」の一環。その中でファッションを通じた次世代の育成支援として、出展ブランドの一つ「REDYAZEL(レディアゼル)」と学校法人河原学園(松山市)が連携。河原学園の学生がレディアゼルのスタッフからTGCでモデルが着用する衣装のスタイリングやコーデの組み方などを教わり、その経験を生かしてTGC翌日にある河原学園大学園祭でファッションショーを開催するという試みだ。 6日に初回特別セミナーがオンラインであり、河原ビューティモード専門学校の美容学科2年生47人が参加した。TGCブランドプロデューサーの金子紗織さんが登壇し「日本のガールズカルチャーを世界へ」というテーマを掲げるTGCについて、ファッションを世界へ発信しながら、国内の消費活性化を図る目的があると説明。TGCが松山で開かれることに関しては「地域活性化に貢献できる」と意義を述べた。 TGCの特徴には、100人以上の人気モデルが参加することや、矢沢永吉さんなどトップアーティストによるスペシャルステージが展開されることなどを挙げた。当日取材数は193媒体に上り、広告換算額として50億円超のメディア波及力があると強調した。
愛媛新聞社