「新しい景色、なんとかこなせた」ヤクルト捕手・内山壮真 プロ初“センター”起用でヒーローに
◇プロ野球セ・パ交流戦 ヤクルト10-3ロッテ(6日、ZOZOマリン) ヤクルトが2桁得点し、交流戦4連勝。プロ初のセンターでの起用となった内山壮真選手が勝ち越しの2点タイムリーヒットを放ち、ヒーローインタビューにも落ち着いてこたえました。 1点を追いかける7回、1アウト2、3塁のチャンスを迎えたヤクルト。ここで「前のバッターがいい形でチャンスを作ってくれたので、なんとかそのチャンスを生かせるように」と思いながら打席に入ったという内山選手。 カウント0-2と追い込まれたものの、ロッテの先発・美馬学投手の外角高めのストレートをジャストミート。これがライトフェンス直撃の勝ち越し2点タイムリーヒットとなりました。この日は第1打席でもツーベースヒットを放ち、3打数2安打2打点の活躍でした。 また、石川県の星稜高校から2020年のドラフト3位でヤクルトに入団した内山選手の登録はキャッチャーですが、この日は初めてセンターで出場。「新しい景色でしたし、初めての感覚だったのですが、なんとかしっかりこなすことができて良かったです」と涼しい顔で語りました。 内山選手の活躍もあり、ヤクルトは引き分けをはさみ12連敗の泥沼状態から抜け出し4連勝。ファンに向けて「ベンチの雰囲気もすごくいいですし、このまま勝ち続けられたらいいなと思います。今年も交流戦で優勝できるように、自分自身チームの力に貢献できるように頑張りたいので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントしています。