友風が黒星スタートも「反省と修正ができる内容。別に悪くない相撲でした」と前向き
◆大相撲夏場所初日(12日、両国国技館) わずか1場所で幕内に復帰した東前頭16枚目・友風(二所ノ関)が西15枚目・狼雅(二子山)に上手投げで敗れ、黒星スタートとなった。 反省材料は明白だった。「相手に得意の上手を取らせてしまった。それがダメですね。でも、(前に出たので)ケガをしない相撲だったので良かった。いつもは簡単に下がってしまうけど、今日は押し返すことができた。別に悪くない相撲だったと思いますよ」と冷静に振り返った。 先場所は十両に落ちてしまったが、9勝6敗の数字を残し、わずか1場所で幕内に戻ってきた。「戻れたのはラッキーだと思っています。その気持ちで今場所は臨んでいます」。気負いなどはまったくない。自然体な心。それが友風の良さかもしれない。
報知新聞社