一度は見たい「冬の絶景」ランキング。1位は“北海道ならでは”のあの雪景色
寒いとつい家にこもりたくなるが、今だから楽しめる絶景がある。阪急交通社が発表した「一度は見てみたい冬の絶景」を、冬のお出かけ計画の参考になりそうだ。 【全画像をみる】一度は見たい「冬の絶景」ランキング。1位は“北海道ならでは”のあの雪景色
9~6位には幻想的な自然現象が2つランクイン
同率9位 銀山温泉の雪景色(山形県) ガス灯が灯り、大正ロマンを感じる銀山温泉は、木造旅館と雪の幻想的な景色が楽しめる。ノスタルジックな街並みは、いくつかのアニメのモデルの地になっていると話題。 同率9位 天橋立の雪景色(京都府) 日本三景のひとつである天橋立では、全長約3.6キロメートルの砂嘴(さし)が雪化粧をまとう姿を望むことができる。北の傘松公園や南の天橋立ビューランドから、天橋立を「股のぞき」の体制で眺めると、白銀の龍が天に昇るかのような景色が楽しめる。 8位 兼六園の雪吊り(石川県) 石川県の兼六園は、日本三名園のひとつ。雪の重みから木々を守るための「雪吊り」は11~3月しか見られない貴重な風物詩だ。幾何学的な美しさが、雪景色と調和する姿が魅力。特に円錐型のシルエットが美しい「唐崎松」の雪吊りは、夜間のライトアップも見どころの一つ。 7位 白金青い池の雪景色(北海道) メディアでもたびたび取り上げられる「白金青い池」は、コバルトブルーの水面が特徴。冬場は池が雪に覆われ、11~4月まで夜間のライトアップが実施される。池と雪、カラマツの影が織りなす景色は絶景。 6位 阿寒湖のフロストフラワー(北海道) 花のような氷の結晶「フロストフラワー」は、12~3月の阿寒湖で気温や風、雪と氷のコンディションなどが整っている日にだけ見られる希少な自然現象。湖面いっぱいに白い花が咲いているような、幻想的な光景が広がる。
1位は、「北海道といえば」のあの景色
5位 小樽運河の雪景色(北海道) 北海道を代表する観光地、小樽運河。石造りの倉庫群と雪景色が幻想的で美しいことで人気を集める。ガス灯が雪に反射するノスタルジックな景観が楽しめるのが魅力。2月には、雪の中にろうそくを灯すイベント「小樽雪あかりの路」が開催される。 4位 蔵王の樹氷(山形県) 特殊な気象条件と常緑針葉樹によってつくられた蔵王の樹氷は、別名「スノーモンスター」とも呼ばれる。樹氷のシーズンは例年12月~2月頃。蔵王ロープウェイに乗って樹氷原を巡るツアーも人気。 3位 白川郷の雪景色(岐阜県) 日本の原風景が見られるスポットとして人気なのが、世界遺産に登録される白川郷。豪雪地帯ならではの合掌造りの家屋と雪景色の見事な調和が魅力。例年、1~2月にはライトアップイベントも実施される。田んぼの水面に反射する逆さ合掌造りの風景は必見だ。 2位 ダイヤモンドダスト(北海道) 大気中の水蒸気が氷の結晶となって光り輝く自然現象「ダイヤモンドダスト」は、極寒の北海道で見ることができる。1~2月頃、気温がマイナス10度以下であることや無風・適度な湿度など、さまざまな条件がそろったときに、十勝地方や富良野などで見ることができる。太陽の光を受けてキラキラと輝くさまは、空からダイヤモンドが降ってくるような美しさ。 1位 オホーツク海の流氷(北海道) オホーツク海一面を真っ白に埋め尽くす流氷は、北海道でしか見られない雄大さが魅力。例年2月中旬~3月上旬のシーズンに合わせて多くの旅行者が訪れる。網走と紋別では流氷を砕きながら進む砕氷船に乗って、知床では流氷の上を歩くなどして、迫力のある景観を楽しめる。 同調査は阪急交通社が全国の20代以上の男女559名に向けて、2024年10月11日~2024年10月18日の期間にwebアンケートを実施した結果をまとめたもの。
市川みさき