ふぐ処理師が席を外している間に…スーパーで「未処理のフグ」2匹販売、未だ購入者から連絡なし 猛毒「テトロドトキシン」危険呼びかけ
7日、鳥取県米子市内のスーパー内にある鮮魚販売店がフグを未処理のまま販売していたことがわかりました。 米子保健所は絶対食べないよう注意喚起をするとともに、すぐ保健所に連絡するよう呼び掛けていますが、午後7時の時点で未だ購入者からの連絡はないということです。 【写真を見る】ふぐ処理師が席を外している間に…スーパーで「未処理のフグ」2匹販売、未だ購入者から連絡なし 猛毒「テトロドトキシン」危険呼びかけ 米子保健所によりますと、7日午前9時ごろ、米子市淀江町の業務スーパー淀江店内にある「旬鮮いけよし」から米子保健所に「未処理のフグを販売してしまった」と連絡がありました。通常、注文があれば免許を持つふぐ処理師が下処理をしてから客に渡していましたが、店頭から不在にしている間に別のスタッフが誤って未処理のマフグ2匹を販売してしまったということです。 フグ毒は猛毒で、種類により毒性部位も異なり、専門的な知識が必要なため、扱うにはふぐ処理師の免許が必要です。 購入したのは男性で、米子保健所はあんしんトリピーメールなどで絶対に食べないように注意喚起するとともに、すぐに保健所に連絡するよう呼び掛けていますが、午後7時の時点で購入者からの連絡はまだないということです。 【連絡先】米子保健所生活安全課:0859―31―9321
山陰放送