「ホワイトバード」マーク・フォースター監督、11年ぶりに来日決定 日本のファンへメッセージ
「チョコレート」「プーと大人になった僕」「007 慰めの報酬」などで知られるマーク・フォースター監督が、新作「ホワイトバード はじまりのワンダー」を引っさげ来日することがわかった。フォースター監督が来日するのは、「ワールド・ウォーZ」のプロモーション以来11年3カ月ぶり。 【動画】「ホワイトバード はじまりのワンダー」予告編 本作は、大ヒット作「ワンダー 君は太陽」のもうひとつの物語。主人公は、いじめっこだった少年ジュリアン(ブライス・ガイザー)と、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)。あれから6年、学校を退学となった自覚のない孫の行く先を心配したサラが希望に満ちた未来へ導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白する。 北米では一足先に劇場公開され、辛辣な批評で有名な米映画レビューサイト「Rotten Tomatoes(ロッテントマト)」ではAudience Score(観客スコア)が99%を記録。さらに観客の出口調査「CinemaScore(シネマスコア)」ではA+という高評価を獲得している(2024年10月16日11時時点)。 第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション部門への出品が決まり、11月3日に日本最速上映を実施。上映後にはQ&Aの時間を設け、フォースター監督が観客と交流するためのイベント登壇も決定している。なお、本チケットは映画祭公式サイトにて10月19日午後4時より一般販売開始。 来日決定にあたり、フォースター監督は「私は映画のプロモーションで何度も日本に来ています。最初は『主人公は僕だった』でした。日本の観客の皆さんはそのたびに私を歓迎し、私の映画を受け入れてくれて、いつも感謝しています。前2作の『プーと大人になった僕』と『オットーという男』で受けたサポートは本当に圧倒的で、信じられないような贈り物でした。『ホワイトバード はじまりのワンダー』を皆さんと共有できることを心より楽しみにしています」とコメントを寄せた。 あわせてメイキング写真が披露され、フォースター監督とヘレン・ミレンが話し合う様子や、本作で重要な役柄を演じた若手俳優2人と和気あいあいとした雰囲気で撮影を行っている姿が切り取られている。