葵かを里 20周年記念楽曲第二弾を発売「恩返しをする歌手人生でありたい」
演歌歌手の葵かを里が6日、京都・晴明神社で同日発売した「西陣おんな帯」のヒット記念祈願と奉納歌唱を行った。 2005年5月にデビュー。「西陣おんな帯」は20周年を迎えた葵の活躍を記念し、3月に発売した楽曲「城端 曳山祭」に続いて発売した楽曲第二弾だ。 気温16度、木漏れ日がさす境内に楽曲にちなんだ京友禅の着物に西陣帯を締めた葵が静かに足を踏み入れた。朝の凛とした空気の中、晴明神社・宮司の山口琢也さんの祝詞が響き、葵は神妙な面持ちで聞き入っていた。 その時の心境について葵は「この神社は歌の2番に出てくるんですが、パワースポットで、みなさんが願いをかなえに来られているので、私もヒットお願いしますと…」と語った。 玉ぐし奉納の後、「西陣おんな帯」のヒットを祈願し、奉納歌唱を行った。芙蓉流名取の名に恥じない見事な舞と艶歌を奉納した際「いつもよりドキドキしました。願いをかなえていただく神社での歌唱奉納という事で引き締まる思いと感謝の気持ちを込めて歌い舞わせていただきました。安倍晴明さんに見ていただいて、応援していただきたいなという気持ちを込めていました」と振り返った。 20周年を迎えリリースした新曲について「歌詞の『経糸緯糸(たていとよこいと)心糸』。西陣織の全てが、この1行に集約されてます。大事に歌わせていただいております。これからも全国各地のいろんな所をクローズアップしながら歌でみなさんに伝えていきたい」と意気込みを語った。 最後に支えてくれたファンに「みなさんのおかげで20年の充実した歌手生活を送れてこれた。これからはみなさまのために恩返しをする歌手人生でありたい」とし、感謝の言葉を述べた。
東スポWEB