アーチー王子の洗礼式の写真修整疑惑をフォトグラファーが否定 エリザベス女王の誕生日写真にも疑い
キャサリン皇太子妃が母の日に発表した家族写真をきっかけに、英国王室がこれまで発表した写真にも注目が集まっている。そんな中、2019年7月に発表されたアーチー王子の洗礼式の写真にも修整疑惑が浮上している。新聞「デイリーメール」が報じた。 【写真】絢爛豪華!英国王室ほか、欧州ロイヤルの洗礼式ポートレート
疑惑が浮上したきっかけは写真などのコンテンツプロバイダーの「ゲッティ イメージズ」がこの写真に注意書きを加えたこと。同紙によるとゲッティ イメージズは「デジタル的に改善されている」とコメントしていた。これを受けて同紙は修整の疑いがあると報じていた。
しかし撮影したロイヤルフォトグラファーのクリス・アラートンは疑惑を完全否定。修整疑惑に「くだらない話だ」と不快感を示すと「加工はしていない」とコメントした。ちなみにゲッティ イメージズ側も雑誌『ピープル』にこの写真をレビューした結果「問題は見つからなかった」と答えている。
ちなみにゲッティ イメージズが修整を確認したのは2022年4月のこの写真。エリザベス女王の97歳の誕生日を祝い、キャサリン皇太子妃が孫やひ孫たちに囲まれた女王をバルモラル城で撮影したものだが「デジタル的に改善されている」と認定した。現時点では少なくとも6か所に修整が認められると報じられている。例えばジョージ王子の首の後ろ。レディ・ルイーズのドレスがなくてはいけない部分が黒くなっている。またジョージ王子が手を置いているソファの部分から下にかけて、写真を継ぎはぎした痕跡が見られる。
この集合写真に関しては発表直後から疑惑が囁かれてきた。アプリ会社「ボット・センティネル」のCEOのクリストファー・ブジーは「2枚の写真をくっつけている」「ソファに継ぎ目がある。エリザベス女王の膝掛けの模様が切れている」とSNSで告発していた。
ブジーはメーガン妃とヘンリー王子のドキュメンタリー「ハリー&メーガン」に出演、マスコミによるメーガン妃に対するバッシングを批判していた人物。サセックス派だと見なされていたため、ロイヤルファンは彼の指摘に激怒していた。とはいえブジーは「修整は悪いことではない。10人の子どもたちを集めて写真を撮るのが大変なのは当然だ」とコメント、「でも修整をしていないと言うのは間違いだ」と投稿していた。
今回の母の日の写真をきっかけにロイヤルファミリーが発表したこれまでの写真を見直す動きが広まっている。女王の誕生日写真について王室がコメントするのか、続報を待ちたい。