冬本番は12月中旬から 根雪は例年より遅い? 北海道の1か月予報
3~4週目(12月7日~20日) 本格的な冬が到来
3週目から4週目は、それまで弱かった北の寒気が徐々に強まり始め、例年通りの強さとなる見込みです。また、北海道付近や東海上では低気圧が発達しやすい一方、大陸では平年より高気圧が強まる予想となっており、冬型の気圧配置になりやすい見込みです。 そのため、徐々に寒気の影響を受けやすくなり、気温はほぼ平年並みとなるでしょう。日本海側やオホーツク海側を中心に雪の降る日が多くなり、低気圧の発達や冬型の気圧配置の強まりに伴い、風が強まる日も出てくる見込みです。 2週目までが寒気の影響を受けづらいため、一気に季節が進み、冬本番を迎えそうです。急に寒さが強まったり、積雪の急増などの恐れもあるため、日々の気象情報を確認しながら、早め早めに対策や心構えを進めておくとよいでしょう。
日本気象協会 北海道支社 岡本 肇